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最近、僕の周辺から「ちょっと、疲れました……」と言って、へたり込むイメージが連なって届きます。互いに、相次いで、「疲れた、もう休みたい」「しばらく休むよ」と、力なく呟くイメージが―――です。 ・ いまは、夏。 暦の上では、いまの時期の猛暑は既に残暑なのだそうですが、そのような蘊蓄ばなしは、この際どうでも良いのです。猛暑ゆえに、誰だって体力を消耗します。ならば、周辺から「疲れた/休む」のイメージがいっぺんに届いたって、べつに構わないだろうと思われるに違いありません。 ・ 暑い季節なりの状況に身を置いているから、なおのこと人々が連鎖的に「疲れ」を意識することは有るでしょう。どっちを向いても、疲れた顔をしている人たちの様子ばかりが目に飛び込んでくるわけですから。
僕が言いたいのは、LGBT(レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダー)ムーヴメントについてです。 ちなみに、これを「ゲイリブ/gay liberation/ゲイ・リバレイション」と言い換えても良いのでしょうが、言葉として、ちょっと古いですね。古い言葉が駄目だと言っているわけではないのです。ただ、日本のLGBT、―――その一部の人たちには、ゲイリブを極端に揶揄したり蔑視したりする傾向が見受けられますので、単に気分の問題ですが、LGBTムーヴメントとかLGBTアクションとか、そのような言い方のほうが、僕にはしっくりと収まります。 東京のLGBTムーヴメント―――その花形とも言える「プライドパレード」が中止になったことが、いまだ尾を引いていると書いてしまいますと、読むだけで疲れが増幅してしまう方もおられましょうか。すみません。 この一件について、いろいろ情報を得た結果、プライドパレードの継続を断ち切ってしまったほどの内紛が起こったとは言え、僕は「悪意を持った人など、一人もいなかった」と考えるようにしています。誰もが、良かれと思って行った事々なのに、巡り合わせが宜しくなく、やたら裏目に出てしまった―――と。 つい先日、8月10日に行われたニチョウメのレインボー祭りが、所管警察署の締め付けにより、例年と比べて「お祭り的要素」を自粛して開催しなくてはならない状況に追い込まれたことに関しても、それを聞いただけで、ドッと疲れる感じに襲われました。レインボー祭りへ遊びに行っただけの僕でさえ。 言いようのない「空しさ」に起因する疲れです。だから、LGBTムーヴメントへ献身的にお力を尽くしてこられた方ほど、疲れ切ったご様子は痛々しいと、お見受けしております。 どうか、少しお休みになって下さい。 なかなか報われないからと、焦ってはいけません。 日本の世間様は、そう簡単に変らないのでしょうから。 いや、正確に言うと、日本の世間様―――その変わり身が速いときには、たしかに速いのだが、その速さに必要な条件が有る。 皇室の威光とアメリカ政府の指令。そのような他力本願では駄目だと憤られる向きが有るかも知れません。しかし日本の変革は、これまで多くが、それらによってもたらされて来たのも、また、たしかです。
日本人に染みついてきた「世間体意識」を狙って、粉砕こそ叶わなくても、風穴ぐらいは開けたいものです。 およそ半年ぶりに、このブログに登場させるフレーズですが、「カミングアウトをする準備ができた人から/思い切って明かせられる相手に/ふさわしいタイミングで」―――[限定的/段階的カミングアウト]を為すことの積み重ねしか、LGBTとヘテロとを隔てている目に見えない壁に、風穴を開ける方法はありません。僕は、そう考えています。 言うまでもありませんが、カミングアウトのように極めて個人的な問題を、僕も誰も、他者に強制することなど、できるはずがありません。 カミングアウトは、あくまで「カミングアウトをする準備ができた人から……」試みて行けば良いことです。 「ためらい」と「決断」の狭間で、僕らゲイ/同性愛者/LGBTの心は大きく揺れています。そして、100人いれば100通り有る人生。一概に「こうしなさい」「こうするべきだ」などと、やすやすと評論することはできない難しさ。 方法は、いくらでもあります。ただし、どれも「ときの成熟」を待たなくてはならないことばかりです。一朝一夕に仕上がるとは思えません。 起爆剤はありません。一塗り一塗り、ていねいに漆を塗りつけて行くような話です。 ですから、ずっと力を入れ続けていたら、くたびれ果ててしまうに決まっています。気長に、そして気楽に構えていることが、日本のLGBTムーヴメントには何より肝要なのです。
疲れたら休みましょう。これは鉄則です。 慌てたところで、成るべきものが成るわけでもないでしょう。 額に八の字を寄せて生きていても、決して良い「気」を招き入れることにはなりません。禁欲的/抑制的な、苦虫を噛み潰して歩む人生より、いま、この瞬間では満たされなくとも、あるいは理想や目標が依然、遙か遠くでも、遊べることを遊びつつ、愉しめることを愉しみつつ歩む人生のほうが、「これまで頑張ってきて良かった」と、ゆくゆく臨終の際、喜びを噛み締めることに連なると信じます。 それに、いまの愉しみ/喜びを謳歌しないで何とします。 気長に、力を抜いて、ときに戯れ、愉しくやる。 背伸びをしない。できることをやる。 提案と分担。口を出すなら汗もかく。 お手伝い精神ではなく、主体的関与と実行。 あきらめない。でも、焦らない。慌てない。
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| タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
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| 内 容 | ニックネーム/日時 |
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>皇室の威光とアメリカ政府の指令。そのような他力本願では駄目だと憤られる向きが有るかも知れません。しかし日本の変革は、これまで多くが、それらによってもたらされて来たのも、また、たしかです。 |
アッキー 2008/08/14 22:36 |
てのるさん♪お久ぶりです。 |
輝文 URL 2008/08/15 03:53 |
>アッキーさん |
円山 2008/08/15 09:47 |
>輝文さん |
円山 2008/08/15 09:48 |
疲れてる人の目にはすべてが疲れて見える。 |
ナツオ 2008/08/16 14:48 |
こんにちは! |
FeliscutusverX URL 2008/08/16 16:07 |
皆、暑気疲れって感じでしょうかね。 |
名古屋のきりたんぽ URL 2008/08/17 11:13 |
>FeliscutusverXさんがウツ気味とは、かなり意外な印象を受けます。つねに明るくて、楽天家のイメージがお有りですから。誰だって、気持ちの沈むときはあるのですよね。デザイン一新して、気分も一新。お元気になられるよう、お念じ申し上げます。 |
円山 2008/08/18 00:19 |
>名古屋のきりたんぽさん |
円山 2008/08/18 00:21 |
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