低能流[ゲイ]文章計画

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help リーダーに追加 RSS ▽ゲイ/ビアンの演奏団体が大集結 <プレリュード2008音楽公演・7月に開催>

<<   作成日時 : 2008/06/28 11:11   >>

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 高校一年のときからなので、かれこれ30年以上もむかしのことだ。僕は、ひょんなことから混声合唱を演るようになった。もともと僕は、「高校に入ったらウィンドアンサンブルをやるんだ」と決めていて、中学を卒業した直後からフルートを独学独習。どうにか高校の入学式までに吹けるようになっていた。約半月でマスター。我ながら凄い。

 高校には聖歌隊があって、そこは100人を超える女子>男子で構成される巨大な混声合唱隊と化していた。音楽の担当教師(ヘテロ♂:声楽専攻)がバリバリ熱心なクリスチャンで、しかも指導が異常に厳しいと悪評の尽きなかった人物。僕は、ウィンドアンサンブル部の活動だけで精一杯だったし、その”狂ったように”おっかない教師とはあまり関わりたくなかったので、付かず離れずを決め込もうとしていた。ところが、聖歌隊員にテノール歌いが足りない。音楽Tの授業を選択していた僕は、ハレルヤコーラスの課題でテノールパートをしっかり暗譜してしまったのが”災い”して、とにかく一度、聖歌隊の練習を「見学に来い」と、教師からの命令が……。クラスにいた綺麗どころの女子隊員たち数名が、僕をゲイだとも知らず、音楽教師の指示を受け、
「ねえ〜ん。中井く〜ん。いいじゃなあ〜い。アタシたちと一緒にヘンデルのメサイア、歌いましょうよ〜」……と、半分色仕掛けで勧誘攻勢。

 練習を「見学に来い」と命じられたから見に行っただけなのに、音楽練習室の入り口に置いてあった聖歌隊員名簿には、ちゃっかり僕の氏名が載っていた。入隊するかどうかは僕個人の意思によるはずだったのに、すでに僕は、抜けるに抜けられぬ蟻地獄状態に……。こうして、全く想ってもいなかった声楽の世界へと、僕は足を踏み入れることになったのだった。

 そうした端緒のため、僕はつい最近までオラトリオ(キリスト教の宗教音楽:ルネサンス・バロック・古典派・ロマン派・……)の合唱音楽を中心に、ときどきソロ・パートを務め、ドイツ歌曲やらオペラ・アリアやらを(テキトーに)独唱したりもして、声楽を愉しんで参った。愚かにも専門家になろうと考えた時期もあったが、マジでバカみたい、そんなのむりむりむり……。ちなみに高校聖歌隊の先輩や同期には、何人かプロの演奏家になった方々がいる。
 

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↑プレリュード2008のフライヤー(クリックで拡大)

 もちろん、今年8月に開催予定だった第7回・東京プライドパレードの公式・プレ・イヴェントとして計画/練習/準備されてきたパフォーマンス(合同演奏会)だ。
 パレードの中止・延期は魂の底から残念でならないが、その分、せっかく準備されてきたこともあるわけだし、この公演が大いに盛り上がれば、音楽好きとしては格別に嬉しい。

 2008年7月27日(日)
 14:30開場/15:00開演
 入場料¥1,000−


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↑会場 四谷区民ホール(クリックで拡大)

 〒160-8581 新宿区内藤町87番地/03-3351-2118
 http://shinjuku-kuminhall.com/pc/event_yotsuya.html

 ゲイだけで構成する合唱団があると聞いたのは、たぶん十年ぐらい前のことだっただろうか。「入っちゃおうか」と思ったこともあったのだが、あいにく時間的な余裕がなかった。でも、ニチョウメで知り合ったゲイ友やミセコさんなどと一緒に何度か、そのゲイ男性合唱団の演奏会へ伺ったことがある。

 言葉では表わし尽くせない、スペシャルな感動♪

 去年やおととしの東京LGBTパレードで、代々木公園の野外ステージを使って開催された「みんなでブラス」のステージを聴いたときも、やっぱりそうだった。

 言葉では表わし尽くせない、スペシャルな感動♪

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 ゲイ(同性愛者)が、たくさん集まってアンサンブルをしているという事実そのものに、強く心打たれるのだろうか? それとも、ゲイ(同性愛者)たちが音楽的テレパシーを交わすシーンに遭遇すると、目に見えない不思議なフォースが会場全体に作用し、聴衆は無条件に激しく心を揺さぶられてしまうのだろうか?

 どこかから、
「僕らはこうして生きているんだ。そうじゃないか? ここに僕らの存在が、ちゃんとあるだろ?」……という声が聞こえてくる気がするのである。


 演奏者たちが、みなゲイ(同性愛者)であるとの思い入れから、自己暗示的に感傷の度合いが増幅されるのではないかと、ドライにお感じになる方々も、きっと少なくなかろう。

 百歩譲って開き直る。それでも構わないじゃないか―――と。

 これからも、できるだけ機会を捉えて参聴つかまつりたい。

 同性愛者系・音楽アンサンブル団体を構成している皆さんがた、どうかこれからも心ゆくまで音楽を愉しまれよ。そして、公演の機会をたくさん設けて欲しい。

 音楽公演の開催が、いろいろ大変な仕事であることは僕だって僕なりに承知している。
 だからこそ、精一杯応援をさせていただきたい―――ので。


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↑↓合同演奏会出演団体のご紹介(↑クリックで拡大)

 ▼東京カマさんコーラス『コーロ・エレガンテ』
 在籍約60名。創団17年目の老舗組合系男声合唱団より有志参加。12月に演奏会を開催予定。団員募集中。

 ▼Sing out! Tokyo
 http://www.geocities.jp/singouttokyo/home.html
 1999年9月結成。9月23日に演奏会開催。

 ▼新宿男声合唱団
 http://www.geocities.jp/sinjyukudansei/top_page.html
 結成から13年。秋には第10回記念演奏会を予定。

 ▼BASUE吹奏楽部
 ゲイとノンケ女子で構成する、若干不思議な吹奏楽部。

 ▼音響侍
 http://music.geocities.jp/juliard0507/index2.htm
 川崎市を中心に活動する吹奏楽団。随時団員募集中。

 ▼中野婦人吹奏楽団
 中野を中心に約70名で活動中。12月7日に演奏会開催予定。

 ▼弦楽合奏団『アンサンブル・ディベルティメント』
 http://divertimento.jp/pcindex.html
 ゲイとビアンの弦楽合奏団。約50名で活動中。団員募集中。

 ▼Brass MIX!
 http://brass-mix.com/
 チーム名にあるMIXに様々な意味を込め、ノンセクシュアルで活動中。

 不肖・円山。
 公演当日が、いまから大いに楽しみで仕方ない。


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