低能流[ゲイ]文章計画

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<<   作成日時 : 2008/05/22 08:39   >>

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 長いこと、一人暮らしをしてきたあいだ、新聞をとって読むということをしなかった。新聞が嫌いだからではない。むしろ新聞を読むのは、子どもの時分から生活習慣になっていた。
 新聞代を惜しんだからだった。それと、職場で新聞を読むことができたので。ただし、持ち場が変わって、ある時期から職場で新聞が読めなくなった。
 それでも、個人的に新聞をとることをしなかったのは、インターネットで通信社/新聞社系のサイトへ赴けば、主立ったニュースに接することができるからだ。もちろん、無料である。

 現在でも、新聞が必要かどうかとなると、円山てのる的には無くても構わない。だが、個人ジャーナリズムといった”立場”を意識して、一紙ぐらいは手元に置いたほうが良いと判断した。新聞紙面の感覚も大事なのである。新聞紙をパッと見開いたときに、活字群がいっぺんに目に入ってくる感覚だ。

 しばしば、「新聞にザッと目を通す」と言うが、まさにその通りのことが新聞ではできる。インターネット・ニュースサイトだと、見出しで判断するしかないし、せいぜい記事冒頭がチラリと見えるぐらいで、”続きを読む”をクリックするかしないか、その一手間がポイントの高い報道と遭遇できるかどうかを分ける場合がある。いっぽう新聞だと、紙面全体にザッと目を通すことで、複数のニュース内容まで、ザッといっぺんに頭へ入ってくることがあり、潜在意識が関知したキーワードが、あとになってから効いてくる経験もあって、それはそれ、大事なのだ。

 TVニュースは、バイアスが掛かっている点では新聞以上に注意を要する。ニュースを語るナレーションやキャスターの口調/表情、ニュースの背景に流れる効果音楽/効果音/効果映像、そうした諸々が総合的に視聴者の意想をコントロールする傾向があるのだ。どんなニュースをどういうニュアンスで伝えるかで、世論を巧みに操る可能性/危険性を有している。

 こと同性愛/LGBT関連の報道頻度が基本的に、かなりお寒い状況にあるのが、日本の主力マス・メディアだ。なので、何か同性愛/LGBT絡みの<(1)アクションが行われたり、(2)話題的な何かが巷に流れたとき>、”主力マス・メディアまでもが取り上げた”などと言って嬉しがる傾向が、これまでついついあった。

 しかし、よくよく考えれば、現代はマス・メディアだけに情報発信を委ねるのではなく、インターネットを活用して、個人が主体的に情報を放散する時代になった。もちろん、個人放散情報にはピンからキリまであるから、情報リテラシー(情報/を取捨選択/に対応する能力)が求められることになる。とは申せ、本質的にはマス・メディアが流すニュースに対しても、同様の情報リテラシーが必要なのだ。何もかも、一から十まで正しいと思いこんではいけない。ある特定の通信社、新聞社、TV局e.t.c.が、「そう述べている」に過ぎないのだと。

 そのように考えるとき、同性愛者/LGBTが個人発信者となって”自分語り”をするだけでも、それらは立派な個人情報媒体と言えるのだ。しかも、セクシュアリティーを安易に明かすことができない同性愛者/LGBTにとって、インターネットの匿名性は力添えになる。

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 大切な点は、例えばゲイ・ブログがゲイばかり読みにくるようなブログ・リーダーだけに集結しているようでは、本当は意味半減―――ということである。同性愛者/LGBT以外の人たちが当たり前に、さり気なく目にする場所で<顕在化>したほうが良い。なにしろ、いずれにせよ匿名で通すことができるのだから……。どこの誰と特定できないからには心配無用で、思い切り自己表現ができる。同性愛者/LGBTが何を考え、悩み、訴えたいか、そうした生の声・声・声を、同性愛者/LGBT以外の人たちに直接”投じる”ことにこそ意味がある。
 ただし、諸々の表現には、さらなる誤解/偏見を生じさせないよう配慮したほうが良い。どうせなら。

 何をどう説いても、偏見を以て同性愛者/LGBTを嫌悪することから脱却できない旧人類など、この際、捨て置こう。話せば解る人たちは大勢おられる。そうした”思考柔軟なる”人たちから順繰りに味方として擁することで、僕らの心はどんどんと強くなるのだ。

 ―――と、そのような思いを胸に、次の記事をインターネット・ニュースサイトに書いた。

 (よろしければ、続けて読んで下さい。)


〔リンク〕
メディアの接触状況 インターネット63.3% 新聞92.3%

http://www.news.janjan.jp/media/0805/0805147050/1.php

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※てっぺんの画像 Gay Individual Journalism on the Internetのシンボルマーク (C)円山 2008

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【日記】気になったエントリだけリンクして寝る
土日は、ゆっくり休みたいので、パソコン離れしようと思う。気になったブログだけリンクして終わり。 ...続きを見る
散策
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自民党早川忠孝議員のブログに「まだ、やるべきことがある/児童ポルノ所持禁止法の新たな展開」というエントリがあがった。http://ameblo.jp/gusya-h/entry-10099570746.html 月曜日までに、私のブログへのアクセス件数が10倍、20倍に急増し、コメントを寄せる人が何万人にもなれば、ひょっとして奇跡が起こせるかも知れない。 一部の議論にとどまっていた児童ポルノ禁止法の改正問題への国民の関心が急速に広がり、国民的な課題に変貌するかも知れないではないか。 ... ...続きを見る
散策
2008/05/24 16:11

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内 容 ニックネーム/日時
こんにちは円山さま。
新聞を読まない方が、知的なゲイにもいるとは!
自分も一切新聞は読みません。
もう、十年以上になります。

ただ、その分析を見事な文章で綴られる
能力に再度感嘆しました。

以前、「相互リンクでは?」とコメントを
頂きましたが、当方の未熟なブログにもリンク
を張って宜しいでしょうか?

ハッキリ言って今のFC2の”同性愛ブログ”
では、読める文章の方皆無です。(自分も)
それ以前に文章量が少ないのにも歯がゆい
思いが・・・。

円山さまのようなキチンとした”文章”を
書ける方と是非リンクを!と思いコメント
を致しました。

P.S.会員用のコメントっていうのには、
自分は未熟だと思いますが、良ければ
ご案内をお願いします。

P.S.2.夏は東京に滞在するのが、恒例
なのでお会い出来る機会もあると思います。

P.S.3.新聞を読まないで唯一困るのは、
出版社の広告が読めない事。
これで何度か大事な本の情報を逃したり、
遅れてしるハメに等々苦い経験をしました。
円山さまはその点如何でしょうか?
FeliscutusverX
URL
2008/05/29 02:56
>FeliscutusverXさん
 リンクの件、どうぞ宜しくお願いを申し上げます。
 会員用コメントとは、僕の属しているウェブリブログを使っている人たちに適用されるサーヴィスです。リンクが自動形成されるようになっています。貴兄のブログはFC2ですので、あいにく会員用コメントは使えません。
 東京へお越しの際は、ご連絡下さい。お茶でも飲みましょう。
 新聞には新聞の効用もあり、広告の見逃しも悔しいですが、市井のちょっとした意見記事など、編集部から選られたなりに優れたものもあるようで、その点はインターネットの自由雑多な感じとは異なりますよね。
円山
2008/05/29 10:09

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