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help リーダーに追加 RSS 【スケッチノート】 カリフォルニア州最高裁が、同性結婚を認める判決

<<   作成日時 : 2008/05/17 12:10   >>

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 5月17日のIDAHO=国際反ホモフォビアデイに、
『アメリカ・カリフォルニア州最高裁が<同性結婚容認判決>』
 ……のニュースがもたらされるとは、なかなか小粋な話である。(第一報は、昨日16日の夜、毎日新聞系のネットニュースからだった。)
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20080517k0000m040076000c.html

 カリフォルニア州では、2000年、州民投票によって、結婚を男女カップルにのみ限定する州法が成立した。いっぽう、州議会では同性婚法案が二度も可決されたが、シュワルツェネッガー知事は、ことごとく拒否権を発動。法案は葬り去られていた。
 2004年、同性カップルに対して結婚証明書を発行したサンフランシスコ市が、裁判で証明書の無効判決を受けたことを不服として、同性カップル当事者や人権団体などと共に、カリフォルニア州を相手どり、州法の違憲性を訴えていた。
〔参考〕
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200805160007.html

 一審は市側の勝訴、二審は州側が勝ち、ついに州最高裁は、判事7人のうち4対3で、同性婚の禁止は差別に当たると判断(反対した三人は、裁判ではなく議会や州民投票での決着を主張)した。

〔引用↓〕
ロン・ジョージ(Ron George)裁判長は、「婚姻を男女間にのみ成立すると定義することは憲法に反しており、州法の修正が必要」と指摘。カリフォルニア州のすべてのカップルには、「性的嗜好指向(円山修正)」に関わらず結婚する「基本的人権」があると述べた。
〔引用↑〕
〔引用元〕AFP

http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2391761/2931888

 アメリカでは、これまで、マサチューセッツ州のみが同性結婚を合法化。また、カリフォルニア州をはじめ、「ドメスティック・パートナーシップ制度」や「シビル・ユニオン制度」が導入され、同性カップルにも結婚に準ずる法的保障が為されている州は、いくつもある。
 しかし、合衆国憲法で結婚の定義を男女カップルだけに限定すべき―――とする共和党の連邦議会提案があるように、アメリカ世論は同性結婚の是非を巡って、大きく二分されてきた。
 さらに、パートナー登録だけでは満足せず、あくまで<結婚>の二文字にこだわってきたアメリカ人同性愛者たちが抱く、キリスト教徒ならではの強い意想を、感じ取らないわけにはいかない。

〔引用↓〕
州最高裁は判決で「同性カップルに異なる身分を与えることは、彼らを『二級市民』と扱うようなもの」と断じた。
〔引用↑〕
〔引用元〕時事

http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2008051600130

 パートナー登録には、神の祝福が伴わないからだ。いくら結婚と同等の法的保障が約束されても、結婚という形で神に祝福され得ない限り、同性愛者が『二級市民』に貶められている事実に変わりはないと、彼らアメリカ人同性愛者たちは認識するのである。この点が、日本人の意想とは大きく異なるはずだ。

画像

 サンフランシスコにあるカリフォルニア州最高裁判所前は、この「歴史的判決文」の分厚いのコピーを買い求める同性カップルで溢れかえったという。

 マサチューセッツ州の場合、同性結婚の権利は同州民以外には適用されないが、カリフォルニア州にはそうした規定がない。今後、全米の各地から、多くの同性カップルがカリフォルニア州へ雪崩れ込むのではないかと指摘する声もある。 

 今回くだされた、カリフォルニア州最高裁の判決が、これから全米各州の判断に、どういった影響を与えるかが注目されるところだが、とりわけ今秋の大統領選挙に向けて、同性結婚に関する人々の議論/世論がどう展開するかで、候補者の運命を左右する侮れない要素となるだろう。

 保守派が一致団結して強力な論陣を張り、反同性結婚のキャンペーンを貫くことで、共和党・マケイン候補が有利な状況になるとの分析もある。

〔引用↓〕
マサチューセッツ州で2004年に同性婚が合法化された際には、その是非が米国を二分する議論に発展。活発化した反対運動が保守票を掘り起こし、道徳や倫理、社会的価値観が大きな争点となった同年の大統領選で、ブッシュ現大統領の再選の追い風にもなった。
(今回の)判決をきっかけに同性婚問題が大統領選の争点として浮上すれば、04年の大統領選と同じ構図が生まれ、結果的にマケイン候補に有利に働くのではとの予測も出ている。
〔引用↑〕
〔引用元〕産経

http://sankei.jp.msn.com/world/america/080516/amr0805160921001-n1.htm

 カリフォルニア州のシュワルツェネッガー知事は、「州最高裁の判断を尊重する」として、今回の決定を覆すような新しい政策をとることはないようだ。しかし、同性結婚に反対する保守派勢力は、州最高裁判決を無効にするための仮差し止め請求を画策しているらしい。また、同性結婚禁止を盛り込んだ、さらなる州民投票の発議へ向け、準備を始めていると聞く。

 この争いは、まだまだ最終決着とは行きそうにない。


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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
いつも思うことですが、何故自分でない他人の幸せをあんな必死こいて妨害したがるんでしょうね。というかその前に、何故他人が必要とする権利について全然関係のない人々がごちゃごちゃと干渉してきて、それが良いかダメかの決定権を何故全然関係のない人々に握らせているんでしょうね。
大麻などの「モノ」についてならともかく、悩みの対象が人とか人の権利とかだったらやり方変えた方が良いんじゃないかと思います。
アメリカだけでなく、同性愛や同性結婚等の「賛否」を論じているところを見るたび、傲慢だなーと思わされます。
「同性愛についてどう思う?」ということを一人一人に<あえて>問い詰めると、当事者でない人には到底理解できないことでしょうし、少しの抵抗感があるのは当然のことだと思います。拒否的な反応が出てくるのは当然なんですよ。しかも異性愛の人が大多数なわけですし。
「あれおかしくない?」と<あえて>きいてみると、全体的に「やっぱおかしいやんなーw」と答えてくる人が多いでしょうね。
そんな彼らに<理解のできない拒否感のある他人様>の将来を決定させる権利を与えているんです。
toorisugari
2008/05/20 18:41
民主主義がどうのとかはとりあえず置いといて、あらためて一人一人にそんなことを問うこと自体おかしいんじゃないかとw
一人一人にきくというプレイは、わりと軽く受け入れられそうな問題でも無駄に話を難しくさせて受け入れ辛くさせる不思議な威力を持っていると思います。
いちいちそんなことを問いで、
あぁ嫌われてんだなーということを何故知る必要があるのか。
俺あれのこと嫌いなんだなーということを何故あらためて認識させるのか。
ほとんどの一般人はこれの結果が例え五分五分であったとしても、「良いと思う」という50人のプラス的答えより、「なんか嫌だな〜」という50人のマイナス的答えの方が強く認識されるんだと思います。
もっと無理解者の反対を受けることのない静かなやり方はないんでしょうかね。
あれでは普段抵抗感のあった人に嫌いであるという認識を余計強くさせるだけで、普段良いと思う人はもっと慎重になって反対することを考えさせるようになるだけ。
賛否ではない、自然に浸透していくやり方だと良いんですが。
toorisugari
2008/05/20 18:46
自分が嫌だからといって「あいつにあんな権利やっちゃいけないんだよ。でていってほしいよ。」なんてことをいってくるのってまるで小学校か最悪中学校で起こる未成熟な子供のするただの嫌がらせじゃないですか。最低、未成熟な子供は自分のやっていることが嫌がらせであるということくらいほとんど自覚しているんですが。
toorisugari
2008/05/20 18:46
>toorisugariさん
 >>>もっと無理解者の反対を受けることのない静かなやり方/賛否ではない、自然に浸透していくやり方>>>
 >>>あれでは普段抵抗感のあった人に嫌いであるという認識を余計強くさせるだけ>>>

 おっしゃりたいこと、とてもよく解ります。おそらく、ゲイだビアンだと声を荒げることを慎み、人間だ市民だ、しかし悩んでいる、この悩みを理解させるには社会が抱えている他のどの問題とリンクさせていったら良いだろう――と考えてゆく方法が効果的なのでしょうか。日本の場合、同性結婚ではなくパートナー制度を、事実婚の男女カップルが抱える問題とリンクさせて主張してゆくといった手法があるのかなと考えているんですが……。
円山
2008/05/21 08:33
私もそうですし、私の日本人の知人を見てもそうなんですが、
結婚を宗教と関わらせて考えたり、社会的な保障なんとかとか、子供を産む義務だとか・・・私が知っている限りでは、ほとんどああいうことはどうでもよさげです。
「永遠の愛を誓い合うためのもの。愛するもの同士を認めて祝福する儀式。」というのが「結婚がある一番の理由」ではないかと認識しております。私の周りの人はホモでもヘテロでも。

アメリカではどうかわかりませんけどね。実際こっちじゃ神とかどうでも良いというか、結婚というもんの概念があきらかに向こうとは違うんですから、結婚のある理由が<愛を認める儀式+法的保障+家族建設>とまぁこんなもんならもうあっさり同性同士でも良いんちゃうか?wと思うんですけどね><
パートナー制度も結婚も日本や韓国ではほぼ同じことではないでしょうか。パートナー登録をするにしても家族を重視するような文化の中ではどっち道親とかいう輩はどうしても二人の間に干渉してきそうですしねw
やるなら結婚を!><
toorisugari
2008/05/21 13:21
>toorisugariさん

 >>>実際こっちじゃ神とかどうでも良いというか、結婚というもんの概念があきらかに向こうとは違うんですから、結婚のある理由が<愛を認める儀式+法的保障+家族建設>とまぁこんなもんならもうあっさり同性同士でも良いんちゃうか?wと思うんですけどね>>>

 ご同感を頂いたようで、光栄です。そうなんです、結婚するに際し、宗教的な縛りがほとんどない(地域にもよるかも知れませんが……)ところが、日本社会の利点です(LGBTにとって)。
 役所に書類を提出するだけで結婚が成立し得るとの意識が強く、儀式にこだわらない―――となれば、同性結婚でなくパートナー登録制度が新法で施行されるだけで、同性パートナーシップの法的保障は実現するわけ。同性結婚でなくと書いたのは、これ、憲法24条を根拠に潰される可能性が高いので、あえて目標にすることを避けたほうが賢明だと思うんですよね。
円山
2008/05/22 09:58
同性婚は、ノンケが多様性を認めるという意味よりも、私達が人生のケジメをつける生き方ができるようになるという意味合いがデカいと思う。世代の繁栄を根底にする社会の影に隠れている事をいいことに、性に対して開放的になり過ぎてる部分も多い気がします(ちょっと言いすぎかもですけど)。ノンケはそういう部分を目ざとく見ているのではないかな。ゲイだっていっぱしの家庭を築けるんだということを証明すれば認めない理由はなくなるはずだと思います。
mcglow
URL
2008/05/22 23:48
>mcglowさん

 権利を得ることは、義務を果たすことと一体ですものね。ゲイもまた、パートナーシップ意識を持つことで、例えばHIV問題とどう向き合うべきかなど、社会に一定の責任を負うことについて、もっと真剣に考えるようになるはずです。ヘテロがゲイバッシングをする動機として、ゲイは家庭を築かない、社会に貢献しない、自由奔放に過ぎる、だから妬ましい、と……そんな感情の流れがあるかも知れません。いずれにせよ、現状の社会と自分たちの生活との/位置づけ/意味合い/どう繋がるかなど、日本の同性愛者世論が骨太の方向性を示してゆかないことには、どうにもならないことなんですけどね〜……(T_T)
円山
2008/05/23 04:01

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