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ごく当たり前に、 「女同士のキッスを見るのはいいけど、男同士のキッスはキモいよね」と言われる。 そう言う人は、たぶん、キッスをセックスに置き換えても、同じことを言うのだろう。 ・ この場合のキモい←→キモくない論については、ここで何度も書いているが、結論を述べると、<女同士なら良いが男同士のキッス/セックスはキモい>は明瞭なる偏見である。<異性同士なら良いが同性同士の……>に置き換えたとしても、やはり偏見だ。 ・ 一年半まえに、男同士キッスについて、僕はすでに書いた。 ・ 【ゲイ想】キッスについて http://tapten.at.webry.info/200609/article_9.html ・ その中で、僕が古い感覚の例として挙げた広告評論家・天野祐吉氏の記事によると、天野氏は路上でのキッスを””みっともない””と思った―――とある。 http://amano.blog.so-net.ne.jp/2005-12-08 無論、男女のキッスを想定しておられたのだろうが、””みっともない””とは思っても、””猥褻だ””とは仰っていない。 その、天野氏の記事に寄せられている、読者たちからのコメントを眺めても、””みっともない””への同意や””はしたない””という表現はあっても、やはり””猥褻だ””系の意見は見られない。””はしたない””には、品がない/下品である―――といった意味はあっても、淫らだ―――までは行かない。 路上でのキッスに関しては、もろもろ意見があるようだが、いずれにせよ、男女のキッスを想定し、同性同士のキッスなど想像もしていないはずだ。そして、そこには””猥褻だ””との見解がない。 もし、この問題提起が、男同士もしくは同性同士の路上キッスについて/を含んでだったら、果たして意見の傾向はどうなるものだろう。 やや古いが、イタリアの路上でディープ・キッスをしていた二人の男性が、公然猥褻容疑で逮捕されてしまった事件について書かれている記事がある。 イタリア便り 男同士のキス http://sankei.jp.msn.com/life/trend/071014/trd0710140304002-n1.htm 夏の夜。同性愛者の大集会がハネた後。有名なコロッセオのそば。男同士(当然、ゲイだろう)がディープ・キッスでベロッ! これが、もしも東京でのことだとすれば、8月のプライド・パレードが終わった後、渋谷109の近くでゲイ・カップルがベロベロッ!―――みたいな……? さて、渋谷のお巡りさんは、公然猥褻容疑で彼らを逮捕するだろうか? 僕の想像だと、たぶんしない。できないだろう。 そこまでして、ゲイに関わろうとするお巡りさんがいないような気がする。 街を行く人たちは、どう反応するだろう。 無視する人たちも多かろうが、若い女の子などは、 「きゃっ!」 「やだぁー!」 案外よろこんで眺めていたりもし、男性だと、 「ゲッ!」 「オエッ!」 吐瀉物を睨むような表情をする場合もあるだろうか。 そこに立つ意想は、興味や好奇心だったり、そして偏見に起因する心ない不快感だったり、いろいろ複雑なのだろうなと、僕は想像する。 でも、””猥褻だ””と、どれだけの人たちが感じるのだろう。そこが知りたい。 ゲイ・ジャパン・ニュースが面白い記事を伝えている。 昼メロ視聴者、ゲイ・キスシーンを求めキャンペーン http://gayjapannews.com/news2008/news43.htm ある昼メロ・ドラマに登場するゲイ・カップルのキッスシーンを<もっと増やせ>―――とクレームをつける視聴者層があるらしい。減らせでも無くせでもなく。 This website is dedicated to Noah Mayer and Luke Snyder of the CBS-TV daytime drama As The World Turns. 半分がマジで、半分はアメリカン・ジョークのような印象も受けるが、いずれにせよ、あっけらかんとしたノリである。 このドラマの熱心なファンは、ゲイであるノアとルークが、ヘテロと全く同じように、密やかに惹かれ合い、恋に落ち、結ばれてゆく展開を望んでいる。そしてキッス・シーンまでをも、ちゃんと見たいと訴えている。躊躇しないでくれと、放送局/制作サイドを、むしろ鼓舞している。―――そういう図式なのだ。 何より、嫌味がない。 猥褻/非猥褻論争を吹っ掛けるわけでもないし、人権問題を振りかざすわけでもない。 要は、男同士のキッスだって、甘くて切なくて、それにロマンチックなものなのさ、美しいものなのさ、アタシもボクも、男同士のキッスが見たいのさ、もっと見せてちょうだいな、―――と、そう素直に主張しているところが、爽やかにさえ僕には感じられる。 いわんや、男同士のキッスが、みっともない、はしたない、そしてキモい、―――などと拒むようなレヴェルから、はるかに意識が上昇していることを思い知る。 「きゃっ!」 「やだぁー!」 「ゲッ!」 「オエッ!」 ―――ではないのである。 アメリカの民衆感覚は、進んでいるところでは本当に進んでいる。 この際、是非とも日本のヘテロ民衆各位も、深くご認識いただきたいものだと、あらためて僕は申し上げる次第である。 良い機会だ。 クリックプリーズ
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一日の半分以上が睡眠時間の私はあまり外出などしないので、街中でキスをするカップルは見たことがありませんね。もし見かけたとしたら、気恥ずかしいなーと思うでしょう、多分。みっともないとか言う人は、単に自分が気恥ずかしいだけでは・・と思えてしまいます。 |
アッキー 2008/03/17 23:43 |
男同士のキスってのより、汚めカップルが嫌って感じの方が強いかも。。。 |
名古屋のきりたんぽ 2008/03/18 17:31 |
>アッキーさん |
円山 2008/03/18 17:58 |
>名古屋のきりたんぽさん |
円山 2008/03/18 17:59 |
同性パートナーと逢うときは、いつも車内でキス。これはもう挨拶代わり。海外で夜の路上でキスしたこともありますが、一緒にいて気分が高まればお互い自然と求めてしまいますね。そんな同性カップルが周りにいても、気持ちがわかるから、そういった光景を見るのも楽しいし、こちらもハッピーになりますよ。 |
josh 2008/03/21 18:14 |
>joshさん |
円山 2008/03/21 21:14 |
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