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help リーダーに追加 RSS 【A Gay's Mumble】 あら、ゲイネタCM!

<<   作成日時 : 2007/05/24 09:41   >>

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 昨日、まったく偶然に、ゲイをネタに扱ったテレビCMを2本、立て続けに視てしまった。
 最初は、男のエステ・タンディハウスのTVCM。それに続いて、カンロ『ピュレグミ』のTVCM。

 ダンディハウスのCMには、サザン・オールスターズの桑田佳祐が起用されている。キス篇と鏡篇とあって、その鏡篇のほう。ちょっとセレブなパーティーがCMの舞台設定で、会場を離れ、トイレの鏡の前で身だしなみをチェックする桑田が、隣にいるイケメン外人の真似をして恰好をつけていると……。

 http://www.dandy-house.co.jp/cm/mirror30.html

 カンロ『ピュレグミ』のCMはもっといい。梨花扮する花嫁が、みんなに祝福されながら花婿と腕を組んで教会から出てくる。花嫁がチューしようとする口もとへ、花婿がピュレグミを近付ける。そこへ、突然一人の青年が現れて、「待って!」。花婿が思わず、「けんじ!」。……さあ、どうなりますやら。

 http://www.purepure.net/pure2/top.html

 僕としては、差し当たってどっちのCMも、べつに宜しいんじゃありませんかというところ。これらをもって、ゲイを莫迦にしているともゼーンゼン思わないし、むしろゲイである僕もまた、自然に微笑んでしまえる内容だ。むしろ、ゲイネタをこの程度の軽さで扱ってくれることは楽しいことではないかと感じるのだが、間違っているだろうか?
 血気盛んなリブ系ゲイ諸氏の意見は如何なるものなのか、ためしにちょっと訊いてみたいところ。

 とくに、カンロのCMなどは、”すっぱいしてもいいじゃない”のコピーと一緒に、梨花が、
「ま、いっか」と言って、さっさと割り切るところでバランスをとっている。最後の絵で花嫁にキッスを迫られて困った顔をしている若くて可愛い助祭のさまが面白いし、斯様に、ことごと固定観念を逸脱しているコンセプトが僕には心地良い。
 ダンディハウスのCM設定は、コミカルながら現実性という点ではカンロのCMより遙かに高い。あのような事態は実際に起こり得るのである。日本ではどうだか分からないが、欧米でセレブパーティーにお呼ばれがあったときは、ノンケの皆さんも、どうかご注意あれ。

画像

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 ただしカンロのCMは、一つのゲイ的現実を裏面に意識している点で、極端な言い方をすると心打たれるものがある。意に沿わない結婚を強いられる結婚適齢期・ゲイにとっては、あの映像は一つの真剣なドラマとなる。一般的にも、決して共感できなくはなかろう。また、一般的にも共感があろうからこそ、コミカルな表現ながらCMの材料になり得るのだろう。
「ま、いっか」で済ませて下さってありがとうと言いたいところだ。ゲイの存在が、それほどまでに馴染み深いものになりつつあるのかも知れないと想うと――。

画像

 一点だけ奇妙なのは、カンロのウエブサイトではこのCMを”卒業篇”と記載していることだ。何かの間違いか、あるいは……。
 CM自体は、どう視ても”結婚式篇”なのだが、もしも卒業篇という記載が間違いではなく、そもそも結婚式篇なのに、そうは書けない理由があるのだったら、是非とも知りたいところだ。
 ゲイリブ的追及をするなら、そこだろうね。

 追記――これ↑は、多分に僕の早とちりで、下↓のdarimanaさんのコメントが正しい解釈でせう。自戒を込め、晒しておきます。

 それにしても、この”ゲイネタ新作TVCM”を2本続けて並べたTV局のほうも、イタズラ好きだなあと思った。偶然だったのかも知れないが、もしかすると、局内のCM編成部に確信犯がいて、わざと並べて視せた可能性もある。
 だから、これご覧の通り、僕みたいに暇なゲイがちゃーんとそれを視ていて、こうしてブログ記事にまでして騒いでくれるわけだ。CMというものは、どんな内容だろうが注目されてこそナンボのもんである。僕は、その片棒を担いでしまった。資本主義の毒にやられたんだな。ああ、情けない。でも、ちょっと面白かったから、それでいいや。

 血気盛んなリブ系ゲイ諸氏の意見は分からないが、僕はこの程度のゲイ的微笑のセンスが、日常のここそこに転がっていることは良いことだと考える。
 やれゲイの解放だ、ゲイの権利だと訴えることだけが、ゲイリベレイションの道ではない。むしろ、ゲイ自身がゲイを笑い飛ばしてしまうぐらいの余裕が欲しいところだ。
 なにしろ、日本の文化的土壌は、元来ゲイに寛容な筈なのだから。

  クリックプリーズ→ 

 論題とはちょっと外れるが、主旨の解らない面白映像を一つオマケに付けておく。
 CMではないと想うが、これ、一体何だろうみたいな。



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[雑記]今さらながら
カンロ「ピュレグミ」のゲイ版『卒業』CMがいいなあと思っていたら、いつも拝読しているゲイブロガー円山てのるさんが、エントリを書いていらした。必読。 低能流ゲイ文章計画?あら、ゲイネタCM! しかし、ここでの話題は、ゲイネタCMではない。 円山さんのエッセイを読み ...続きを見る
に し へ ゆ く 〜Orientati...
2007/05/25 02:36

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内 容 ニックネーム/日時
「卒業」の件ですけど、このCMがダスティン・ホフマン主演の映画「卒業」の有名なラストシーンからの引用(パロディー)だから、なんじゃないでしょうか?これ見た時に、せっかくならサイモン&ガーファンクルのオリジナル主題歌も使い、画面構成ももっと徹底的にパクれば面白いのに、と思いましたが、きっと予算が無かったんでしょうね。「卒業」なんて映画、そもそも最近の若者は知らないだろうし。
桑田さんのエピソードは、僕も海外で経験あります。もちろんセレブの集まりじゃないのですが。女の子にアピールしようとパーティ−用に高いシャツを張り込んだものの、そのシルエットのピッタリさ加減がゲイの方にアピールしてしまったようで。しかも皮肉にも、その時同行していたゲイの友人は女の子に人気爆発。世の中の需要と供給は一致しないものだな、と身にしみた次第です。
そんなわけでこれらのCMを見て僕もほくそ笑みましたが、逆にドギマギしてるノンケの様子にほくそ笑むゲイの方も多いのでしょうね。もしかしたら僕もあの時、単にゲイの兄さんから冗談かまされてただけなのかも。うん、思い当たるぞ。
darimana
2007/05/24 13:21
> darimanaさん
 卒業の件――”あっ、そうっかー”と思いました。映画の「卒業」ですかー。よく気付きましたねーって、僕だけですか、もしかしてパロディーが解らなかったのは? 恥ずかしいけど、しょうがないよね、解らなかったんだもん(^^;…… とにかく、そうだとしたら納得。文句はありません。記事のほうは、恥を晒しておきましょう。ラジオCMでは、確かトラックの宣伝で、ちょっとゲイネタがあったのですが、大昔の話でして。「りゅうじ……」っていうの知らないだろなー、マイナー過ぎて。あと何かありますか? CM関連のゲイネタ? いずれにしても、今回のカンロのCM、僕は嫌いじゃないんですがね。一般的にはどう映るのかが聞きたい。それとリブ系ゲイの意見を聞きたいなあ。
円山
2007/05/24 16:38
円山さん、ご無沙汰しております。

CMには関係のないエントリなのですけれど、TBさせていただきましたので、ご報告に参りました。

ピュレグミのCMは僕も見ました。良かったですね。「ダンディハウス」CMは、こちらで初めて見せていただきましたが、こちらは少し…。ゲイおじさんがエルトン・ジョンみたいで良かったけれど、「ゲイに誘われてパニクるノンケ」のネタはお腹いっぱい、という感じがしました。
りょうた
2007/05/25 03:28
> りょうたさん
 こちらこそ、ご無沙汰。って、ブログは読ませて頂いておりますよ。話題と資料の幅が広くて、勉強になりまする。TBどうもです。
 ダンディハウスCMより、ピュレグミCMのほうがもちろん好きなんですが、あの2本が連続して放映されたのでアリャリャと思って、記事にしちゃったんですよ。2本連続すると奇妙なものですよ(^^)。
 彼女との結婚式の最中にカミングアウトしてしまうゲイの話――映画「イン&アウト」ってのがありまして、僕は大好きな映画です。ちょっとだけ話題になりましたが忘れられてしまいました。ゲイカップルの結婚など当たり前な時代になって欲しいですが、コメディにも何にもならなくなる淋しさみたいなものもあるのかな。いっぽう笑いのネタになること自体が許せないゲイも居られるとも想いつつ、どこまでを笑えてどこからマジになったら良いのか、塩梅もあるような無いような――と興味を持ちました。
円山
2007/05/25 05:37
私も、このCM見た時笑えました。それだけ、ゲイの存在が身近なんだよ〜って感じで。
ジャニーズの子達のCMだって、近いものはありますよね。
kayo
2007/05/29 18:35
> kayoさん
 僕らに大切なことは、たとえどれだけ深刻な側面を持っていても、あまりその深刻さ”だけ”を表に出さないことだと思います。出してはいけないと言っているのではありません。被害者意識や劣等感、あるいは同情論を執拗に訴えると、それを聞く側だってうんざりする気持ちを隠せないかも知れません。そこを言いたいのです。僕らも、ごく普通の人間であって、ノンケさんたちと何一つ違わないし、同じような悩み苦しみを抱えていると理解して貰えば、ノンケさんたちだって親しみを持つでしょう。敵対ではなく共存を目指す。自虐ではなく共感のための笑いなら、僕らの側からどんどん放つほうがいいかも知れませんね。
円山
2007/05/30 03:17

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