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help リーダーに追加 RSS 【ゲイ想】06-27 ゲイ向け星占い

<<   作成日時 : 2006/06/27 01:32   >>

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 雑誌「yes」――。
 ”一般書店の雑誌コーナーにも置かれ、同性愛・両性愛・トランスジェンダー(LGBT)を読者層に見据えつつ、ストレートさんが読んでも、全然OKな雑誌”です。……と言うより、LGコミュニティーの外へ、レズビアン・ゲイのカルチャーテイストを発信しようとの狙いが見えて来ます。去年創刊して、今度出たのが第三号。エロなし。よーく読まないと、ゲイ系の雑誌とは判らないかも。表紙にゲイという文言が、綺麗さっぱり一つもないことから、逆に、日本社会の現状に横たわる難しさを感じ取ることも可能なのですが

 その中に、占星術師・鏡リュウジのコラムを見付けました。引用します。

………… 欧米における同性愛者向けの星占いと その背後にあるもの
日本ではこの20年間で女性誌の星占いは、主婦向けや負け犬向けなどさまざまなターゲットに向けたものが出てきた。しかし欧米の星占い関係の出版を見ると、ヘテロとゲイやレズビアンに向けての書き分けが当たり前のようになされている。そして占いの背後にある「価値観」を考えたとき、当然出てくる「ゲイ/クイア・スピリチュアリティ」の問題に触れたものも多い。今回はこのような状況を紹介するとともに、スピリチュアルについても考えてみる。 …………

 そう言われてみれば、そうでした。いままで、俺は、ゲイ雑誌以外で、同性愛者向けの星占いに、出会ったことがありません。
 これまで俺は、一般の星占いで ”恋人の相性” を見ようというときでも、恋人の対象が同性の男なので、単純に、

 俺/さそり座――→相手/おとめ座

 ……として、相性診断を見ていたように想います。だって、ゲイ♂→ゲイ♂の恋愛星占いがないのですから、仕方ありません……。
 しかし、これでは、俺と相手の ”友人や同僚としての相性” しか、見えていなかったことになるのかも知れませんね……恋人ではなくて。
 同性の恋人を、星占いそのものが想定していなかったのでしょうから、厳密な意味では、そういうことになってしまうのだなと……、うーむ。
 なるほど、欧米の星占いでは、”ヘテロとゲイやレズビアンに向けての書き分けが当たり前”なのですね。この、すでに当たり前だとの感覚が憎いです。何せ、日本では、まだそういう感覚が当たり前になっていない悔しさと表裏一体になった憎さ。それと、人気占星術師・鏡リュウジが、結局、この雑誌のゲイ向け星占いコーナーを担当しているのですから、美味しいところをみな持って行く、彼の小賢しさがまた、憎らしい。……冗談ですが。

 それと、もう一つ興味が惹かれたのは、次の記述……。

 …………虎井まさ衛・大月純子・河口和也著『性なる聖なる性』(緑風出版)はキリスト者である大月氏とニューエイジ的世界観の影響を強く受けた虎井氏が自らの性的志向性について真摯に語り合うという、きわめてスリリングな内容になっている。ニューエイジとキリスト教は本来、かなりの部分で反目しあう関係であるのだが、しかし、ここではお互いの魂への欲求を誠実に語り合うことでさまざまな問題が浮き彫りにされているのだ。
 欧米ではこうしたスピリチュアリティの問題はただ「心の問題」であるとともに共同体の問題でもあることからも、性的少数者であることの霊的、魂的な意味を考えようとの動きがさかんなのだ。…………

 (特に欧米の)キリスト教徒は、同性愛者であることを自分自身が受け入れるために、自分の心――精神世界へ、新しく、同性愛者としての霊性を見出すことで、心的な拠りどころ、納まりどころのけりを付けることを容易にする……ということを言っているのでしょう。これは、面白いな……。日本人一般の感覚では、あまり意識しないことですから。
 若きプラトンは、異性の愛が『四つ足の獣のようなやりかたで交尾して肉の子を生もうとする欲望』であるのに対して、同性の愛は『イデアの世界へ飛翔して、魂の子を生むためのチャンス』だと称賛したのです。俺は、この中期プラトン思想と呼ばれるものが好きで、自分がゲイであることと、ゲイとして子を生まないセックスへ導かれることの意味を、自分なりに咀嚼する理屈として拝借してきました。魂の子を生むためのゲイセックスなんて、所詮、言い訳けみたいな考えかたですが、でも、やはり若い頃、俺自身を納得させるために必要な、スピリチュアルな思想であったのです。こういうものも、同性愛者それぞれが、それぞれのセクシュアリテイーを自己受容するために必要でしょうし、あって良いと思います。とくに、欧米の場合、キリスト教が強力に、人間たちの共同体を支配するスピリチュアリティを司っていますから、日本人の想像がなかなか及ばない彼ら欧米人の心的境域を満たすために、同性愛者の霊性が如何なるものなのか、真剣に議論されている場があるのだろうと理解できました。

 さて、俺――さそり座へのメッセージは(6/17〜9/16の運命)

 …………星は「大人になるとき」だというメッセージを送っている。経済的なこと、親のことを含めて現実的な問題がのしかかってきそうな今だからこそ、大人としての行動をすることが要求されているのだ。断ち切るものは切る、という姿勢も必要。恋愛でも社会性が問われる。一般の社会的ステイタスを飛び越えて恋ができるのはゲイのいいところではあるがしかしそこに甘えすぎるのは禁物。責任こそ人を成長させる。…………

 はあ……。早い話が、しっかりしなさいと言われている、それに尽きます。
 ハイ! 了解しました! 大人になります。

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コメント(5件)

内 容 ニックネーム/日時
占い欄なんて気にしてなかったので読んでませんでした。この3号で一番興味深い記事だなあと思った!ぜひ鏡さん(この人もヘテロじゃなさそうですよね)の占いでは性的マイノリティ向けで書いていってほしいなあ。異性との関係とか読むとのけ者にされてるみたいだもん(笑)
ゲイリーマン
2006/06/30 00:10
 ゲイリーマンさん。やっぱり、鏡リュウジ氏は、ヘテロじゃなさそうっぽいって感じましたか? 俺も、確証などないけれど、直感的に、うすうす、そう想像していました。……が、果たして真相や如何に。どうでもいいんだけど(^o^)
 軽く欧米の星占いサイトを回ってみたら、たしかに、ゲイ用、レズビアン用、ヘテロ用、各種分かれていたので、あらためて感心しました。俺の親しくしているゲイ友に、占星術を熟知している男がいるので、近々詳しく訊いてみようっと。
円山 潤
2006/06/30 17:07
「モーリス」後書きに、E.M.フォースターの霊的指導者であるエドワード・カーペンターとの接触について書かれています。カーペンターは「Uranians」と云う言葉を使いますが、そのままの意味「天王星的」ではなく、同性愛者を示唆しています。現在の占星術では「天王星=水瓶座の支配惑星」となっており、それ故に水瓶座は性別を超えた愛情、人類愛を象徴すると説明します。1960年に書かれていることと、E.M.フォースターの占星術に対する知識を想像すると、まだその時点で定着していないように思われます。それでも、カーペンターが「Uraniansは永遠にお互いにroyalである」と信じていると伝えています。男女間の愛も永遠性を求めているのだけれど、それは常に地上に残そうとするものであって、しかも地上に永遠に残るものなど一つもない矛盾に突き当たります。
(長いので、次のコメントに続きます)
えるも
2006/07/05 18:30
沖雅也が「親父、涅槃で待つ。」とは、正に同性愛者にしか残せない科白なのではないかと、最近気付きました。時を超えるだけでなく、次元を超えています。そもそも、物理学において「時」とは四次元です。三次元の世界から四次元へ。現在から、遙か彼方の数えきれぬ未来へ。既に時間の概念すら失われ、未来であるのか、過去であるのかすら解らなくなる世界を表現して死んでいっ
た彼を思い出し、改めて感嘆するばかりです。
円山さんがこのブログで試みようとすることがあるように、私も別の形で試みるものがあります。円山さんの試みは私にとっての大きな支えとなっています。ささやかながら応援させて頂いております。長くなってすみません。m(_ _)m
えるも
2006/07/05 18:30
 えるもさん。水瓶座って、性別を超えた愛情、人類愛、……を象徴するのですか? へえー! だけど、水瓶座の知り合いっていないな……。おや、中田英寿くん、1977年1月22日生まれ、水瓶座だっ!
 沖雅也の「親父、涅槃で待つ」は、ずいぶん突き詰めたものだと思いました。涅槃は究極の境地なので、ちょっと……。でも、彼の気持ちは解ります。ところが、親父と呼ばれたお相手……日景忠男さんは、覚醒剤取締法違反容疑で、現行犯逮捕されてしまいました。んー、残念!
 えるもさんの応援こそ、僕の大きな励みです。ありがとうございます。
円山 潤
2006/07/05 22:17

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